1. 日本のはがきサイズと基準

はがきの規格サイズ(JIS規格)

日本におけるはがきの標準サイズは、**100mm × 148mm(A6サイズ)**です。これは日本郵便が定めるはがきの規格で、年賀状やポストカード、ダイレクトメールなど多くの用途で使われています。

サイズ名 幅 × 高さ(mm) 幅 × 高さ(cm)
はがき(A6) 100mm × 148mm 10cm × 14.8cm

ポストカードとの違いは?

実は「はがき」と「ポストカード」は基本的に同じサイズで、日本ではほぼ同義として扱われています。ただし、ポストカードには海外規格(約4×6インチ=101.6×152.4mm)もあり、若干サイズが異なることがあります。


2. dpiとピクセルの関係について理解しよう

dpi(ドット・パー・インチ)とは?

dpiは「dots per inch」の略で、1インチ(約2.54cm)あたりに何ドットあるかを表す解像度の単位です。
画像をピクセルで計算する際には、このdpiが非常に重要な役割を果たします。

  • 300dpi:高解像度。印刷向け(写真やポストカード印刷)

  • 200〜150dpi:やや低解像度。軽量な印刷物や社内資料など

  • 72dpi:Webやモバイル画面向け。SNS投稿や画像プレビューに適する


3. dpi別!はがきサイズのピクセル換算一覧表

はがきサイズ(100mm × 148mm)をピクセルに変換するには?

以下の式で計算できます:

サイズ(mm) ÷ 25.4 × dpi = ピクセル数


✅ 300dpi(印刷に最適)

単位 計算式 ピクセル数(約)
横(100mm) 100 ÷ 25.4 × 300 1181ピクセル
縦(148mm) 148 ÷ 25.4 × 300 1748ピクセル

300dpiでのはがきサイズ:1181 × 1748px


✅ 200dpi(軽量印刷向け)

単位 計算式 ピクセル数(約)
100 ÷ 25.4 × 200 ≒ 787px
148 ÷ 25.4 × 200 ≒ 1165px

200dpiでのはがきサイズ:787 × 1165px


✅ 150dpi(社内印刷・プレビュー向け)

はがきサイズ:591 × 873px


✅ 72dpi(Web・SNS投稿用)

はがきサイズ:283 × 420px

※SNSやブログ用の簡易画像ではこれで十分なこともありますが、拡大表示すると粗く見えるため注意が必要です。


4. 実際の制作現場での注意点・コツ

トリミング・塗り足し(3mm)を考慮しよう

印刷業者にデータ入稿する場合、**上下左右に各3mmずつの「塗り足し」**が必要なことが一般的です。これにより、断裁時のズレに対応できます。

例えば、100×148mmのはがきなら、**デザインサイズは106×154mm(=1122×1748px @300dpi)**で作るのが理想です。

縦向き・横向きの比率と構図

  • 縦構図:一般的な年賀状・DMなど

  • 横構図:写真を主体としたデザインに向く

  • 枠内ギリギリに文字を配置しないよう、10mm(120px @300dpi)程度のマージンを確保するのが◎


5. 用途に合った最適なピクセル数の選び方まとめ

用途 推奨dpi 推奨ピクセルサイズ(約)
写真・年賀状印刷 300dpi 1181 × 1748 px
簡易印刷・社内資料 200dpi 787 × 1165 px
Web表示・SNS用 72dpi 283 × 420 px
プロ印刷(塗り足し込) 300dpi 1248 × 1814 px(+3mmずつ)

✅ まとめ(要約)

日本のはがきサイズは 100×148mm が標準で、ピクセル換算では 300dpiで1181×1748px が印刷用の目安になります。用途によって必要な解像度は異なるため、目的に応じたdpiとピクセル数の設定が重要です。

SNSやWebで使うなら軽量サイズでOKですが、印刷を想定する場合は必ず300dpi・塗り足し付きのデザインを作成しましょう。

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