1. ポストカードの標準サイズと比率
日本の標準ポストカードサイズ
日本におけるポストカードの一般的なサイズは、郵便はがきと同じ100mm × 148mmです(A6相当)。
このサイズは、年賀状やグリーティングカード、観光地で販売されているアートポストカードなどに広く使われています。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 幅(横) | 100mm |
| 高さ(縦) | 148mm |
| 縦横比(比率) | 100:148 ≒ 1:1.48 |
海外のポストカードサイズ
例えばアメリカの標準的なポストカードサイズは 4×6インチ(約101.6mm × 152.4mm) で、日本のものよりわずかに大きく、比率も若干異なります。
| 国 | サイズ | 比率(おおよそ) |
|---|---|---|
| 日本 | 100×148mm | 1:1.48 |
| アメリカ | 4×6インチ(102×152mm) | 1:1.49 |
つまり、日本も海外もおおむね 縦横比「1:1.5前後」 を基準にしています。
2. ポストカードの縦横比(アスペクト比)とは?
アスペクト比の基本
アスペクト比とは、画像や用紙の横幅と縦幅の比率を表したものです。たとえば「1:1」は正方形、「16:9」はテレビ画面の横長比率として知られています。
ポストカードのアスペクト比
日本のポストカード:
-
100mm × 148mm → 1:1.48(およそ2:3に近い)
この比率は、L判写真(89mm × 127mm ≒ 1:1.42)にも近く、写真の転用がしやすいサイズです。
3. 他の用紙サイズとの比率比較
A判・B判と比率の違い
| 用紙 | サイズ(mm) | 比率(横:縦) |
|---|---|---|
| A6(ポストカード) | 105×148 | 1:1.41 |
| B6 | 128×182 | 1:1.42 |
| A4 | 210×297 | 1:1.41 |
A判・B判の用紙はすべて**√2(約1.414):1**の比率に基づいており、黄金比に近い安定感があります。
一方、ポストカードは 1:1.48 とやや縦長で、より「スマート」な印象を与えます。
写真サイズ(L判など)との比較
| 写真サイズ | サイズ(mm) | 比率(横:縦) |
|---|---|---|
| L判 | 89×127 | 1:1.42 |
| 2L判 | 127×178 | 1:1.40 |
| 六切り | 203×254 | 1:1.25 |
L判や2L判と比較しても、ポストカードの縦横比は自然なバランスで、写真との互換性も良好です。
4. デザイン・印刷に活かせる比率の調整法
画像トリミング時の注意点
写真をポストカード用に使う場合、カメラで撮影した画像(3:2や4:3比率)はそのままでは縦横比が合わないため、トリミングが必要です。
たとえば:
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一眼レフの画像:3:2 → トリミングして1:1.48へ
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スマホの写真:4:3 → 少し上下または左右をカットする
重要なのは、「被写体が切れないように構図を意識してカット」することです。
枠・余白を使った比率調整
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A5や2Lサイズのフレームにポストカードを入れる場合は、マット台紙で余白を加えると美しく仕上がります
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反対に、トリミングが難しい写真は、余白込みのデザインとして背景に組み込む方法も◎
5. まとめ:比率を理解して失敗しないカード作りを
ポストカードの標準比率は 約1:1.48 であり、印刷やデザインにおいてはこの比率を意識することが構図やバランスを整えるカギになります。
特に写真からポストカードを作る場合は、元画像の比率(3:2や4:3)との違いに注意し、必要に応じてトリミングや背景処理を行うことで、美しくまとまった仕上がりになります。
また、印刷用データ作成時は 解像度300dpi を目安に、サイズ・比率・余白のバランスを意識するとプロのような仕上がりになります。