
「年賀状にポストカードを使ったら失礼になるかな…?」
年末が近づくと、こんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
確かに、手元にお気に入りのポストカードがたくさんあるなら、それを使ってオリジナリティある年賀状にしたいと思うのは自然なこと。でも同時に、「目上の人に出して大丈夫?」「手抜きと思われない?」と気になってしまうんですよね。
実は、「ポストカード=即マナー違反」ではありません。大切なのは“誰に・どんなポストカードを・どんな形で送るか”。この組み合わせによって、相手に与える印象は大きく変わります。
本記事では、年賀状にポストカードを使うのは失礼なのか? というテーマをもとに、「OKな場合・NGな場合」を相手別にわかりやすく解説していきます。
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ポストカードはどこまで年賀状として通用するのか
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どんな相手なら失礼にならないのか
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マナーとして気をつけるべき点とは
こういった疑問を解消しながら、「自分らしさ」と「相手への礼儀」を両立できる年賀状づくりのヒントをお届けします。
「気持ちを込めたつもりが、相手に悪印象を与えてしまった…」
そんなすれ違いを防ぐために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
年賀状にポストカードは失礼?その答えは「相手による」が正解
年賀状にポストカードを使うことについて、「それってマナー違反じゃないの?」と不安になる方も多いですよね。結論から言うと、必ずしも失礼とは限りません。でも、“誰に送るか”によって、その印象が大きく変わるのが実情です。
たとえば、仲の良い友人におしゃれなポストカードを送った場合、「センスがあって素敵!」と喜ばれることもあります。一方で、年配の方や会社の上司、取引先などには「形式をわきまえていない」とマイナスに受け取られる可能性も。
つまり、ポストカードがNGなのではなく、“送る相手と状況に合っているかどうか”がカギなんです。
この記事では、年賀状にポストカードを使うことが失礼に当たるのかを、相手別・ケース別に詳しく掘り下げていきます。マナーを守りながら、自分らしさも伝えるためのヒントをたっぷり詰め込みました。
そもそもポストカードは年賀状として使ってOK?
実は、ポストカードを年賀状として使うことはルール上は問題ありません。郵便局でも「年賀」の表示があれば、普通のポストカードでも年賀状として扱ってくれます。
ただし、一般的な「年賀はがき」とは違って、お年玉抽選番号がついていないなどの違いがあるため、特に高齢の方や伝統を重んじる方には注意が必要です。
また、印象の問題もあります。市販の可愛いポストカードや、イラスト入りのものなどは個性が出て良い反面、場合によっては「カジュアルすぎる」「ふざけている」と捉えられてしまうこともあります。
一番大切なのは、「受け取る相手がどう感じるか」を想像すること。
たとえば友人や趣味仲間など、カジュアルな関係性であればポストカードはむしろ好印象。「手間をかけてくれたんだな」と喜ばれることが多いです。
一方、目上の人やビジネス関係の方には、やはり正規の年賀はがきを使った方が安心でしょう。失礼とまでは言わなくても、「手抜き」と思われたら悲しいですからね。
「失礼」と言われる理由は?マナー違反になるケース
「ポストカードの年賀状って、マナー違反じゃないの?」
そんな疑問が出てくるのは、やはり“受け取る側の感覚”に差があるからです。
たとえば、年賀状文化を大切にしている年配の方にとっては、
「お年玉付きじゃない=年賀状じゃない」と考えている人も少なくありません。
また、紙質が薄いポストカードだったり、季節感のないイラストだったりすると、より「軽んじられている」と感じさせてしまうリスクがあります。
実際にあった声としては――
「目上の方から“あれは年賀状じゃないよね”と言われてしまって…」
「会社の先輩に“え、これってただのポストカード?”と笑われた…」
こういったケースは少数派かもしれませんが、印象を悪くする可能性があることは確かです。
また、ビジネスマナーの観点から言えば、フォーマルな年賀状にはフォーマルな形式が無難とされています。特に企業間、上司、先生などの関係では、年賀はがきや封書で送るのが安心です。
つまり、失礼になるかどうかは、「誰に」「どんな内容で」「どんなカードを使って」送るかによるということですね。
郵便局的にはどうなの?ポストカードで年賀状を送るルール
結論から言うと、郵便局はポストカードで年賀状を送ることを禁止していません。実際、普通のポストカードでも「年賀状」として扱ってもらうことが可能です。
ただし、いくつかのルールを守る必要があります。以下のポイントに注意してください。
ポストカードで年賀状を送る際の基本ルール:
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宛名面に赤字で「年賀」と記載すること
→これがないと、通常郵便扱いになり、元日に届かない可能性があります。 -
85円切手を貼ること
→年賀はがきと同様に、通常のはがき扱いになるため、85円でOK。ただし重量が6gを超えると追加料金が必要です。 -
ポスト投函は12月15日~25日の間に行うこと
→この期間中に「年賀」表記のあるはがきを出すと、年賀状として元日に配達されます。 -
デザイン面に季節感を出す工夫があるとベター
→お正月に関係のない柄だと、受け取り手が「これって年賀状?」と疑問に思う場合も。
また、裏面のデザインにこだわりすぎて、表面の宛名や切手の貼り方が適当になってしまうと、郵便事故の原因にもなります。
特に、切手の下に「年賀」と書き忘れるケースが多いので注意が必要です。
「自分の好きなポストカードを使いたい」という気持ちは素敵ですが、郵便のルールを守ったうえで使うことが、最低限のマナーになります。
相手別!ポストカード年賀状が失礼になる?ならない?ラインを解説
ポストカードを年賀状として使うとき、最大のポイントは「相手が誰か」です。
同じカードでも、送る相手によって印象は大きく変わります。
「この人には失礼に思われないかな?」という判断は、年賀状のマナーで最も難しいところですが、ここでは具体的な関係性ごとに、OKかNGかの判断基準と理由を解説していきます。
目上の人・取引先には避けたほうがいい理由
正直なところ、目上の人やビジネス関係者にはポストカードでの年賀状は避けるのが無難です。
その理由は、相手が「形式を重んじる世代」であることが多いから。
特に60代以上の方や企業の重役クラスになると、年賀状=お年玉付きの年賀はがきというイメージが根強く、「ポストカード=カジュアル=手抜き?」と感じる人も。
また、紙質が薄かったり、派手なイラストが印象に合わなかったりすることで、無意識のうちに「軽んじられている」と受け取られてしまう可能性もあります。
「失礼にしたくないからこそ、無難な方を選ぶ」
これがフォーマルな相手への年賀状の鉄則です。
友人・同僚・カジュアルな関係は意外とOK
一方で、友人や同僚など、カジュアルな関係性であれば、ポストカード年賀状はむしろ喜ばれるケースが多いです。
特に、おしゃれなデザインやちょっと個性的な絵柄のカードは、「センスいいね!」「他の人とは違って面白い」とポジティブな印象を与えやすいです。
もちろん、マナーとして「年賀」と赤字で書くことや、宛名を丁寧に書くことは忘れずに。
こうした最低限のルールを守っていれば、むしろ「あなたらしさ」が伝わる素敵な年賀状になります。
家族・親戚に送る場合はどう判断する?
家族や親戚への年賀状は、相手との距離感や性格によって判断が分かれます。
たとえば、普段から連絡を取り合っている親戚であれば、ポストカードでも問題なく受け入れてくれるでしょう。逆に、疎遠だったり、厳格なタイプの親戚には避けた方が無難。
特に注意したいのが、法事・喪中・高齢者などデリケートな状況の相手。
この場合は、あえてポストカードを使うより、シンプルで落ち着いた年賀状を選んだ方がトラブルになりにくいです。
相手の家族構成や文化的背景も考慮するとより丁寧ですね。
子ども同士や中学生・高校生はむしろポストカード向き?
意外に思うかもしれませんが、学生同士や子どもたちの間ではポストカード年賀状はとてもおすすめです。
「かわいい」「かっこいい」「推しキャラが載ってる!」など、感性で選んだポストカードがむしろ好印象になる世代。年賀状という形式にとらわれすぎず、自由にやり取りできるのがこの年代の特長です。
また、学校の先生に送る場合でも、礼儀正しく丁寧な言葉が書かれていれば、形式よりも“気持ち”が重視されることが多いです。
年賀状デビューや、友だちとの年始のやりとりにこそ、ポストカードはぴったり。
ただし、「年賀」の記載や投函期限は守って、基本的なルールは押さえておきましょう。
ポストカードを年賀状として使う際に注意したい5つのポイント
ポストカードで年賀状を出すのはアリ。ただし、何でもOKというわけではありません。
相手に「失礼」と思われないためには、いくつかのポイントをしっかり押さえることが大切です。
ここでは、年賀状としてポストカードを使う際に、最低限気をつけたい5つのポイントを紹介します。
絵柄と雰囲気は「お正月感」が伝わるものを選ぶ
一番多い失敗が、「見た目が年賀状っぽくない」パターンです。
たとえば、季節外れの風景や動物、英語だけのメッセージなどは、相手に「これって年賀状なの?」と思わせてしまうことも。
お正月らしいモチーフ(干支、門松、初日の出など)や、「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」などの文言が入っていると、印象がグッと良くなります。
宛名や表面に「年賀」と明記する
郵便局で年賀状として扱ってもらうには、宛名面の切手の下に赤文字で「年賀」と記載することが必須条件です。
これを忘れると、年内に届いてしまったり、そもそも年賀扱いにならず、普通郵便と同じ扱いになってしまう可能性があります。
「気持ちはこもってるのに、マナーで減点される」――これはもったいないので、書き忘れに要注意です。
切手の種類と貼り方に気を配ろう
ポストカードを使う場合、基本的には85円切手を貼ればOKですが、以下のようなケースは注意が必要です。
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飾りシールやシール付きで重くなった場合 → 6gを超えると追加料金
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縦横サイズが規定を超えている → 特殊扱いになり料金変更の可能性あり
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切手の位置がずれている → 自動仕分けでエラーになることも
迷ったら、郵便局で確認してから出すのがおすすめです。
メッセージの文面が失礼になっていないか要注意
どれだけおしゃれなポストカードでも、文面が軽すぎたり、内容が適当だと「雑に書いたな」と思われてしまいます。
特に気をつけたいのが目上の人や上司へのメッセージ。「あけおめ!ことよろ!」のような省略語や、タメ口は厳禁です。
逆に言えば、丁寧で温かみのある手書きメッセージが添えられていれば、形式にとらわれず心が伝わります。
年賀はがきとの違いを理解しよう
ポストカードと年賀はがき、どちらも“はがき”ですが、違いがあります。以下にまとめます。
| 項目 | 年賀はがき | ポストカード(私製はがき) |
|---|---|---|
| お年玉抽選 | あり | なし |
| 郵便料金 | 85円(印刷済) | 85円切手を貼付 |
| 年賀の表示 | 印刷済み(赤字で年賀) | 自分で赤字で「年賀」と書く必要あり |
| 用紙の質 | 厚めでしっかり | 薄いものも多く印刷に不向きな場合あり |
| デザイン自由度 | 郵便局販売のテンプレート中心 | 市販・自作で自由度が高い |
この違いを理解したうえで、「ポストカードで送る意味があるか?」を考えてみましょう。
オリジナリティは大事ですが、相手の期待を大きく裏切らない程度にバランスを取るのがコツです。
実際どうだった?ポストカード年賀状に対するリアルな声
「マナー上はOK」と言われても、本音ではどう思われているのか…気になりますよね。
ここでは、実際にポストカードで年賀状を送った・もらった人たちのリアルな声を集めてご紹介します。
もらって嬉しかったポストカード年賀状のエピソード
「手作りのポストカードをもらって、すごく嬉しかった!」
こんな感想は実際に多く聞かれます。特に、既製の年賀はがきとは違い、オリジナル感やセンス、相手の人柄がにじみ出るのがポストカードの良さ。
例えば――
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手描きのイラスト入りポストカードをもらって「世界に一枚だけ」と感じた
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旅行先で買った絵はがきに新年のメッセージが添えられていて旅気分も味わえた
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推しキャラの限定ポストカードでテンションが上がった!
このように、特に親しい間柄では「気持ちがこもっている」と好意的に受け止められることが多いです。
「失礼だと感じた」リアルな意見とその理由
一方で、残念ながら「えっ、これ年賀状?」とネガティブに受け取られてしまうことも。
実際の声では――
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「何の絵かわからないポストカードで、メッセージもひと言だけ。雑に感じた」
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「切手が貼られてなくて、受取人負担になっていた…」
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「“年賀”の文字がなく、年末に届いた。まるでクリスマスカードみたい」
こうした声に共通するのは、「手抜き感」や「相手への気遣い不足」が透けて見える点。
カードの形式そのものよりも、“どう届けられたか”が印象を左右することがよく分かります。
受け取り側の年代・関係性によって感じ方はどう変わる?
興味深いのは、受け取る人の世代や関係性によって、同じポストカードでも印象がまったく異なるという点です。
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20〜30代の友人同士:「かわいい」「個性が出てて良い!」と好反応
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40代以上の職場関係者:「もう少しきちんとしたものが良かったかな」
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60代以上の親戚やご年配の方:「年賀状は年賀はがきで出すべき」という考えが根強い傾向
また、普段から連絡を取り合っているかどうかでも違います。
関係性が近いほど、形式より“中身”を重視してくれることが多いですね。
まとめ:自分らしさとマナーを両立して「失礼じゃない」年賀状にしよう
今回の記事では、「ポストカードで年賀状を出すのは失礼なのか?」という疑問に対して、さまざまな角度から解説してきました。
以下に要点をまとめます。
✅この記事の要点まとめリスト
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ポストカードを年賀状として使うことは郵便局的にOK
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ただし、相手や関係性によっては失礼と感じられることがある
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目上の人やビジネス関係には年賀はがきを選ぶのが安心
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友人や子ども同士ならむしろ喜ばれる場合も
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「年賀」の表記や切手、デザインには最低限のマナーが必要
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丁寧なメッセージがあれば、形式より気持ちが伝わる
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年代や性格によって受け取り方が大きく異なる
一言で言えば、「相手の立場に立って考えること」がすべてです。
形式を重んじる相手にはきちんと年賀はがきを。
自分らしさを出せる関係性なら、ポストカードで個性を添えて。
そうすれば、“気持ちが伝わる”年賀状をマナーの範囲で自由に表現することができます。
今年の年賀状、ちょっと変えてみようかな?と思っている方は、ぜひこの記事を参考にして、自分も相手も気持ちよく新年を迎えられる一枚を届けてくださいね。
