
ポストカードとはがき、なんとなく「同じようなもの」と思っていませんか?
確かに見た目はよく似ていて、どちらも郵便で送れるし、絵柄も豊富。でも実は、料金や郵便のルール、使える場面など、細かく見ていくと意外と違いがあるんです。
「このポストカード、切手貼れば送れるでしょ?」と思って出したら戻ってきた…。
「サイズも重さも大丈夫だと思ったのに、追加料金がかかった…」
そんなトラブル、意外と多いんですよ。
この記事では、「ポストカード=はがき」という思い込みを一度リセットして、正確な違いを徹底的に解説します。
・ポストカードとはがきの見た目以外の違い
・送料・サイズ・厚さなどの最新ルール(2025年対応)
・用途別の正しい使い分け方
など、知らないと損する情報をわかりやすくまとめています。
送る相手に失礼なく、気持ちがきちんと届く一枚を選ぶために。
ぜひ最後まで読んで、あなたの「ハガキの常識」をアップデートしてください。
ポストカードとはがき、見た目は似てるけど何が違うの?
ぱっと見はよく似ている「ポストカード」と「はがき」。
でも郵便として送るとなると、料金・ルール・マナーなどで明確な違いがあります。
「どっちも同じでしょ?」「切手貼れば送れるんでしょ?」
…と思っていたら、料金不足で戻ってきた。
あるいは、相手に失礼な印象を与えてしまった。
実際にそんなケースは少なくありません。
ここではまず、「ポストカードとはがきの定義の違い」、そして「用途」「郵便局での取り扱い」の3つの観点から、わかりやすく丁寧に整理していきます。
ポストカードとはがきの基本的な定義
まず「はがき」とは、郵便法で定められた通信手段のひとつ。
以下の2種類があります。
-
官製はがき:郵便局が発行。切手代が印刷されており、年賀状や喪中はがきに多く使われる。
-
私製はがき:自作や市販品など。切手を貼って使うタイプ。郵便規格に合っていれば送れる。
では「ポストカード」はどちらに入るのか?
→ 正解は、私製はがきの一種です。
つまり、ポストカードは「郵便として使えることもある」けれど、すべてが自動的にはがき扱いになるわけではありません。
見た目がどれだけ「はがきっぽく」見えても、郵便として認められるには、後述するサイズ・厚さ・重さ・表示の条件をすべてクリアする必要があります。
用途の違いは?送る場面で見るべきポイント
ポストカードとはがきでは、使われる場面にも違いがあります。
-
官製はがき(郵便はがき)
→ 年賀状、暑中見舞い、引っ越し挨拶、法要のお知らせなど、フォーマルで丁寧な印象が求められる場面に適しています。切手が印刷済みなので安心。 -
ポストカード(私製はがき)
→ 旅行のおみやげや、友人への気軽なメッセージ、趣味の絵柄など、カジュアルで自由な用途に向いています。デザイン性を重視したいときにも最適。
ただし、ポストカードを使う際は、
「相手との関係性に合っているか?」
「場面にそぐわないラフさになっていないか?」
を慎重に判断する必要があります。
特に目上の方やビジネス関係では、官製はがきを使うのが無難です。形式を重んじる相手に、ポップなポストカードを送るのは、失礼にあたることもあります。
郵便局での扱いの違いを知っておこう
さて、ここからが多くの人が見落としがちなポイント。
ポストカードがはがきとして郵送できるのは、一定の条件をすべて満たす場合のみです。
📌【2025年12月時点|「はがき」として認められる条件】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 長辺14〜15.4cm、短辺9〜10.7cm |
| 厚さ | 0.2mm以上 1.0mm以下 |
| 重さ | 6g以下(※超過すると定形郵便扱いで110円〜) |
| 表示 | 「POSTCARD」または「郵便はがき」の表示が必要 |
このどれか一つでも外れていると、「はがき料金(85円)」では送れず、定形郵便物として最低でも110円〜の送料がかかるので注意が必要です。
✅特に見落とされがち:「POSTCARD」の表示
日本郵便は、私製はがきをはがきとして認める条件として、
表示がない場合は、第一種郵便物(定形郵便)として扱います
と明記しています。
つまり、裏面に「POSTCARD」や「郵便はがき」と明確に記載されていないポストカードは、手紙として110円〜の料金で扱われることになるのです。
💡表示がなければ、手書きで「POSTCARD」と書いてOK!
印刷でなくても構いません。ペンで小さく「POSTCARD」と書き添えるだけで、郵便局側で「これははがきだ」と正しく判断されます。
✅条件を満たした場合と、満たさなかった場合の違い
| ケース | 郵便物の扱い | 料金 |
|---|---|---|
| 条件をすべて満たす | はがき(第二種) | 85円 |
| 重さが6gを超えている | 定形郵便(第一種) | 110円〜 |
| 「POSTCARD」表示なし | 定形郵便(第一種) | 110円〜 |
| サイズが規定外 | 定形郵便(第一種) | 110円〜 |
「たかが表示」と思うかもしれませんが、これを忘れると
“はがき料金のつもりが、25円以上の送料差が発生する”ことになります。
しかも、郵便局で差出人に返送されるケースもあるので、見た目や雰囲気ではなく、正確なルールに沿って準備することが大切です。
ここまでで、ポストカードとはがきの違い、使い分け、郵便局での取り扱いの違いが理解できたと思います。
次は、さらに踏み込んで「サイズ・厚さ・重さ」の基準と、料金がどう変わるのか?
現行の送料をもとに、より具体的に解説していきます。
サイズ・厚さ・重さの基準で変わる「扱い」と「料金」
ポストカードや私製はがきを郵送するとき、見た目がはがきっぽいからといって安心するのは危険です。
実は、郵便局で「はがき」として扱ってもらうには、細かいサイズ・厚さ・重さのルールが定められており、それを1つでも外れると「定形郵便扱い(=手紙)」になってしまいます。
ここでは、その具体的な基準と、はがきと定形郵便の料金差を正しく整理してご紹介します。
サイズ規格はどこまで?ミリ単位で超えるとNG
まずはサイズの話から。
日本郵便が「はがき」として認めるためには、以下のサイズに収まっている必要があります。
| 種類 | 長辺の長さ | 短辺の長さ |
|---|---|---|
| 最小サイズ | 14cm(140mm)以上 | 9cm(90mm)以上 |
| 最大サイズ | 15.4cm(154mm)以下 | 10.7cm(107mm)以下 |
✅ この範囲から1mmでも外れると、定形郵便扱い(=110円〜)になります。
特に、輸入品のポストカードや手作りはがきはサイズが微妙に規定外になりがちなので、定規での確認が重要です。
厚さの規定は1mmまで、超えたら即アウト
つづいて、厚さにもルールがあります。
-
最低厚さ:0.2mm以上
-
最大厚さ:1.0mm以内
たとえば、貼り絵・シール付き・エンボス加工などのポストカードは、厚みがオーバーしやすいです。
また、写真用紙で作った自作カードも注意が必要です。
重さの上限は6gまで、それ以上は「定形郵便」扱いに
「ちょっと厚めだけど平気かな?」と思ったら、重さにも注意を。
6gを超えると、即『定形郵便物』として扱われます。
郵便局での扱いを分ける基準まとめ
| 項目 | はがき(第二種郵便) | 定形郵便(第一種郵便) |
|---|---|---|
| サイズ | 14〜15.4cm × 9〜10.7cm | 最大23.5cm × 12cm(厚さ1cmまで) |
| 厚さ | 0.2〜1.0mm | 1cmまで |
| 重さ | 6g以下 | 50gまで(それ以上は定形外) |
| 表示 | 「POSTCARD」または「郵便はがき」の記載 | 記載不要だが分類上はがき扱いにならない |
| 送料 | 85円 | 110円(50g以内) |
間違えやすい!定形郵便の最新料金(2025年)
📦 日本郵便の最新料金(2025年12月時点)
| 郵便物の種類 | 重量条件 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| はがき(第二種) | 6g以下 | 85円 |
| 定形郵便物 | 50g以内 | 110円 |
| 定形外郵便物 | 50g超〜1kgまで | 140円〜750円 |
つまりどういうこと?
あなたが送ろうとしているポストカードが…
-
「POSTCARD」の表記がなく
-
6gを少しでも超えていて
-
厚みも少しオーバーしていたら
→ 「これは手紙として送ってください」と言われ、最低でも110円がかかります。
「85円のつもりで切手を貼ったのに、25円足りなくて戻された」なんてことが起きるのは、この条件ミスが原因です。
対策:これだけは守ろう!
✅ 郵送前に以下をチェック!
-
サイズが15.4cm × 10.7cm以内か?
-
厚さが1mm以下か?
-
重さが6g以内か?
-
「POSTCARD」と書かれているか?(ないなら手書きでOK)
正しい情報をもとにすれば、ムダな送料や返送のリスクは避けられます。
わずかな違いで25円〜多く払うことにならないように、出す前にしっかり確認しておきましょう。
私製はがきと官製はがきの違いもチェックしよう
「ポストカードとはがきって何が違うの?」と疑問に思ったときに、もうひとつ押さえておきたいのが、私製はがきと官製はがきの違いです。
見た目はどちらも似ていますが、送る相手や場面によっては大きな印象の差を生むことも。
ここでは、定義・用途・使い分けのポイントをまとめて解説します。
官製はがきとは?どこで買えて何が特別?
官製はがきとは、日本郵便が発行・販売している公式のはがきのこと。
正式名称は「郵便はがき」といいます。
✅ 官製はがきの特徴
-
郵便局やコンビニで購入できる
-
すでに切手(85円)が印刷されている
-
サイズや重さの基準をすべて満たしている
-
フォーマルな印象がある
年賀状、お中元・お歳暮の挨拶、法事のお知らせ、引っ越し連絡など、きちんとした場面で多く使われるのが官製はがきです。
誰に送っても失礼がないため、迷ったらこちらを選ぶのが無難です。
私製はがきとは?ポストカードはどこに分類される?
一方、私製はがきとは、自分で用意したはがきサイズの紙(ポストカード含む)に切手を貼って出すものを指します。
✅ 私製はがきの特徴
-
文房具店・雑貨店・お土産屋などで購入できる
-
切手は自分で貼る必要がある
-
サイズ・重さ・表示が基準に合えば「はがき」として扱われる
-
デザインの自由度が高く、個性を出せる
-
カジュアル寄りの印象
いわゆる「ポストカード」は、この私製はがきに含まれます。
ただし、「POSTCARD」の表記がないと、はがきとして扱われず、定形郵便物(110円〜)扱いになってしまうこともあるので注意が必要です。
使い分けの基準は「相手」と「目的」で決まる
ポストカードと官製はがき、どちらを使えばいいか迷ったら、以下のポイントで判断しましょう。
📌【送る相手】
| 相手 | おすすめの種類 |
|---|---|
| 目上の人(上司・先生) | 官製はがきが無難 |
| ビジネス関係 | 官製はがきが安心 |
| 親しい友人 | 私製はがき(ポストカード)でもOK |
| カジュアルな知人 | 私製はがきで問題なし |
📌【目的・場面】
| シーン | 適したはがき |
|---|---|
| 年賀状・寒中見舞い | 官製はがき(特に年賀用) |
| 引っ越し・法要連絡 | 官製はがきがベター |
| 旅行のお土産代わり | ポストカード(私製) |
| 趣味のグリーティング | ポストカード(私製) |
つまり、相手に対して礼儀を重んじたい場面では「官製はがき」を、
気軽な交流や個性を出したいときは「私製はがき(ポストカード)」を選ぶのが基本です。
形式よりも気持ちが大切ではあるものの、受け取る側がどう感じるかはケースバイケース。
「少しでも迷ったら、官製はがきを選ぶ」くらいの慎重さが、トラブル防止になります。
ポストカードはどこで買える?選び方のコツも紹介
「ポストカードを買おう」と思ったとき、どこで買えばいいのか?
そして何を基準に選べば、郵送にも安心&相手にも好印象なカードを選べるのか?
ここでは、購入できる場所と、選ぶ際に見るべきポイントをわかりやすく解説します。
文房具店・100均・雑貨屋さんなど、買える場所は意外と多い!
ポストカードは、意外といろいろな場所で手に入ります。
代表的な購入場所をまとめてみました。
📌【ポストカードが買える主なお店】
| 購入場所 | 特徴 |
|---|---|
| 文房具店 | ベーシックな無地タイプから季節ものまで幅広く揃う |
| コンビニ | シーズン限定(年賀・暑中見舞い)で置かれることも |
| 100円ショップ | コスパ◎。シンプルなデザインが中心 |
| 雑貨店・バラエティショップ | 個性的なデザイン・作家ものなどオシャレ系が充実 |
| 観光地のお土産屋 | ご当地イラストや写真入りポストカードが豊富 |
| ネット通販(Amazon・楽天など) | 大量購入や珍しいデザインが手に入る |
季節限定やご当地カードは店舗での出会いが楽しいですが、まとめ買いや珍しいデザインを探すならネット通販が便利です。
デザインだけで選ばない!郵送目的ならここをチェック
おしゃれなポストカードを見つけると、ついデザインだけで選びたくなりますよね。
でも、「郵送で相手に届くカード」として考えるなら、以下の点も重要です。
📌【郵送OKなポストカードの選び方】
| チェック項目 | 理由 |
|---|---|
| サイズ | 長辺14〜15.4cm/短辺9〜10.7cm以内か? |
| 厚さ | 1mm以内で、薄すぎず・厚すぎないか? |
| 重さ | 6g以内か?重すぎると定形郵便になってしまう |
| 裏面の仕様 | 宛名スペース・切手欄・「POSTCARD」表示があるか? |
| 紙質・インクのにじみ | ボールペンや万年筆で文字が書きやすいか? |
特に大切なのが、「POSTCARD」と表示されているかどうか。
この表示がないと、郵便局では「手紙扱い(定形郵便110円〜)」になってしまうので、表示がないポストカードは避けるか、手書きで追記しましょう。
目的に合わせたおすすめの選び方
送る相手や場面に合わせて、デザインも含めた選び方のコツは以下のとおりです。
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✉️ 目上の人・フォーマル → シンプルで上品なデザイン、官製はがきが無難
-
😊 親しい友人や趣味仲間 → キャラもの・イラスト系・ご当地ポストカードもOK
-
🖼 インテリアにも → おしゃれな写真やアート系、質感の良い紙を選ぶ
郵送用として買うなら、「可愛い」よりも「安心して送れるか」を基準にするのがベスト。
とくに「重い・厚い・サイズオーバー」は見落としやすいので、買う前にパッケージの表示もチェックしてみてくださいね。
まとめ:ポストカードとはがきの違いを正しく理解してトラブル回避!
今回の記事では、ポストカードとはがきの違いについて、郵便料金やマナーの観点から詳しく解説しました。
大切なのは「見た目」ではなく「郵便局の基準」や「送り先への配慮」です。
✅ 要点まとめ
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ポストカード=私製はがきであり、はがき扱いには条件がある
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サイズ・厚さ・重さ・「POSTCARD」表示のすべてを満たすことで、85円ではがきとして送れる
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基準を外れると、定形郵便扱いになり110円以上の送料がかかる
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目上の方やフォーマルな場面では、官製はがきを選ぶのが安心
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購入時は表示や仕様、重さに注意して選ぶと失敗しない
ポストカードは気軽に使える反面、ルールを知らないと相手に失礼だったり、思わぬ送料がかかったりとトラブルの原因にもなります。
でも、この記事の内容を知っておけば、もう心配はいりません。
ちょっとした違いを理解するだけで、相手への気遣いや印象が大きく変わります。
安心してポストカードを選び、送りたい気持ちをしっかり届けましょう!

