海外へポストカードを送るとき、写真やメッセージに気を取られて、サイズを後回しにしていませんか。実は、ほんの数ミリの違いで「はがき」ではなく、封書扱いになることがあるんです。
しかも、国によってよく使われる大きさは少しずつ違います。この記事では、国際郵便で失敗しにくいポストカードのサイズ、料金の考え方、宛名の書き方まで、順番に見ていきますね。
海外へ送れるポストカードの基礎知識
日本の標準サイズと国際郵便のサイズ
日本でよく使われるポストカードは、縦148mm×横100mmです。印刷会社でいう「ポストカードサイズ」も、この大きさが基本になっています。
一方、国際郵便で送るはがきは、一般的に短辺が90〜120mm、長辺が140〜235mmの範囲に収まっていることが条件です。さらに、長辺は短辺の1.4倍以上である必要があります。
つまり、100mm×148mmの日本 standardのポストカードは、国際郵便のサイズにも収まりやすい形です。迷ったときに選びやすい、いわば定番サイズですね。
ポストカードなら何でも送れるわけではない
「ポストカード」として販売されていても、郵便で扱えるかどうかは別の話です。正方形に近いカード、極端に細長いカード、厚みのある加工品は、はがきとして認められない可能性があります。
また、金属パーツや立体的な装飾、剥がれやすいシールが付いているものも注意が必要です。機械で仕分けされる途中に引っかかったり、他の郵便物を傷つけたりするおそれがあるためです。
国によって好まれるサイズも違う
海外では、アメリカなどで約102mm×152mm、いわゆる4×6インチのカードがよく使われます。
フランスでは100mm×150mm前後、中国本土では102mm×165mmや100mm×148mm、タイでは90〜105mm×140〜148mm程度が参考サイズとして挙げられます。
ただし、これは各国でよく見られる大きさの目安です。郵便制度上の正式な規格とは限らないため、特別なサイズを選ぶ場合は、差出前に日本郵便と相手国の郵便事情を確認しておくと安心ですよ。
サイズ選びで失敗しないためのチェックポイント
迷ったら100mm×148mmを選ぶ
海外へ初めてポストカードを送るなら、100mm×148mmの縦長カードが無難です。日本国内の印刷会社で入手しやすく、国際郵便のはがきサイズにも合わせやすいからです。
A6サイズも候補になりますが、A6は105mm×148mmです。一般的なポストカードより短辺が5mm大きいものの、国際郵便の範囲には入ります。とはいえ、印刷会社や商品によって寸法に誤差があるため、実物を測ってから使いましょう。
長辺と短辺、どちらがどれくらいか確認する
国際郵便のサイズ確認では、縦向きか横向きかよりも、長辺と短辺の寸法が重要です。たとえば100mm×148mmなら、長辺148mm、短辺100mm。148÷100は1.48なので、長辺が短辺の1.4倍以上という条件を満たします。
逆に、120mm×140mmのように縦横の差が小さいカードは、長辺と短辺の比率で条件に合わない可能性があります。「規定内に見えるから大丈夫」と決めつけず、定規で測るのが確実です。
厚さ・重さ・加工も忘れない
サイズが合っていても、厚すぎたり重すぎたりすると、はがきではなく別の郵便物として扱われることがあります。特に、厚紙を二枚貼り合わせたカードや、ラメ・凹凸加工のあるカードは要注意です。
市販の通常タイプなら大きな問題になりにくいですが、手作りカードは一枚だけ郵便局で確認するのがおすすめです。大量に用意してから送れないと分かると、なかなか切ないものですからね。
海外ポストカードの料金と送り方
国際郵便はがきの料金を確認する
国際郵便のはがきは、宛先の国や地域にかかわらず、航空便の料金が設定されています。2026年時点では、通常の国際郵便はがきは1枚100円が目安です。
ただし、郵便料金や取り扱い条件は変更されることがあります。送る直前に、日本郵便の最新料金表や郵便局の窓口で確認してください。「前に送れたから今回も同じ」と考えないほうが安全です。
封筒に入れると料金区分が変わる
ポストカードを封筒に入れて送る場合は、基本的に「はがき」ではなく手紙、つまり国際郵便物として考えます。封筒の大きさ、重さ、航空便かどうかによって料金が変わるため、はがき料金だけで送れるわけではありません。
カードを折り曲げたくない、写真や小物も一緒に入れたいという場合は、封筒を使う方法もあります。ただし、内容品によっては税関告知が必要になることもあるので、単なるメッセージカードとして送る場合とは手続きが違う可能性があります。
切手はどこに貼る?
切手は、宛名を書く面の右上に貼るのが基本です。国際郵便であることが分かるように、切手の近くや宛名面の見やすい場所へ「AIR MAIL」と記載しておくと、航空便として扱う意図が伝わりやすくなります。
料金不足は、配達の遅れや返送につながります。切手をデザインの一部として貼りたい気持ちは分かりますが、まずは郵便局の読み取りやすさを優先しましょう。
海外へポストカードを送る書き方と手順
宛名は英語表記で書く
宛名は、アルファベットとアラビア数字を使って書くのが基本です。氏名、建物名・部屋番号、番地と通り名、市区町村、州や県、郵便番号、国名という順番で、相手国の住所表記に合わせます。
最後の国名は、必ず英語またはフランス語で大きく書きましょう。たとえば日本なら「JAPAN」です。国名が日本語だけだと、海外の仕分け拠点で判断しにくくなります。
差出人の書き方も準備しておく
差出人は、宛名面の左上に「FROM」と添えて書く方法が分かりやすいです。自分の氏名と住所を英語表記にし、最後に「JAPAN」と入れておきます。
差出人を書いておけば、宛先不明や住所違いで配達できなかった場合に戻ってくる可能性があります。小さなカードほど書く場所が限られますが、差出人欄は省略しないほうが安心ですよ。
郵便局で確認して投函する
カードの寸法を測り、宛名・差出人・国名・AIR MAIL・切手を確認したら、郵便ポストへ投函できます。不安がある場合は、完成したカードを郵便局の窓口へ持っていきましょう。
窓口なら、サイズや料金の確認をその場でしてもらえます。大切な記念日や返事を期待するカードなら、追加料金はかかりますが、追跡可能な方法が使えるか相談するのも一案です。
海外ポストカードに関するよくある質問
Q1. 日本の100mm×148mmは海外へ送れますか?
多くの場合、国際郵便のはがきサイズの範囲に収まります。短辺90〜120mm、長辺140〜235mm、長辺が短辺の1.4倍以上という条件にも当てはまりやすい大きさです。
ただし、厚さや重さ、カードの形状によって判断が変わることがあります。印刷物の実寸を確認し、心配なら郵便局の窓口で見てもらってください。
Q2. ポストカードに小さなプレゼントを貼れますか?
シールのように薄く、剥がれにくいものでも、郵便物の表面を大きく覆う装飾は避けたほうが無難です。立体的なパーツや金属、厚みのあるものは、はがきとして扱われない可能性があります。
プレゼントを同封したい場合は、封筒を使った国際郵便に切り替えましょう。内容品の種類によって必要な申告が変わるため、窓口で相談するとスムーズです。
Q3. 宛名を日本語で書いても届きますか?
日本語だけの宛名は、相手国で読めないためおすすめできません。住所は原則としてアルファベットで書き、国名を「JAPAN」のように明記してください。
相手の名前を漢字で入れること自体は構いませんが、ローマ字表記も添えると親切です。郵便番号や番地は、相手から教えてもらった表記をそのまま使うのが一番確実ですよ。
海外へポストカードを送るなら、まずは100mm×148mmを基準に考えると迷いにくくなります。サイズだけでなく、長辺と短辺の比率、厚さ、重さ、加工まで確認するのがポイントです。
料金は2026年時点の情報を目安にし、送る直前には最新の郵便料金を確認しましょう。宛名を英語表記にして、国名とAIR MAILを忘れずに書けば、旅先からの一枚もぐっと安心して届けられます。
